東峰村は九州の北部、福岡県と大分県の県境に位置します。
東峰村は人口2340人(2015/4)旧小石原村と旧宝珠山村の合併により生まれました。合併したけれど小さな村です。
春、たくさんの花が咲き、山菜や竹の子など山の幸がたくさん採れます。
夏、豊かな自然と冷涼な気候が避暑地として選ばれています。
秋、紅葉の景色、お米をはじめたくさんの作物が採れます。
冬、九州でも比較的雪が多く、森は雪化粧をして出迎えてくれます。
フラワーズはこの豊かな山村でゆったりと暮らす村人による団体です。一人ひとりの出来る事を一人ひとりが考え、行動することで村の暮らしを守り続けています。
主な産業
農業
お米を始め、トマトや梨、チンゲンサイなどの栽培が盛んです。
村内の各所には石積みの棚田が多数現存しています。先人が手作業で積み上げた石は、時間の経過とともに固く締まり、堅牢な棚田としての機能と有機的で美しい景観を造っています。
作業効率・農作物の流通のグローバル化が進む中で、棚田が残っていることは先人の積み上げた意志が現代に受け継がれているということを物語っています。
山水で作られたお米はとても美味しいです。
東峰村のあるしこ米の販売は10月〜
窯業
村内では小石原焼き・高取焼等の陶器作りが盛んです。50数軒の窯元が有ります。
薪を燃やし、昔ながらの登り窯・穴窯で焼く窯元も現存しています。
水源地
東峰村には多数の水源が有ります。
蛇口を捻って出てくる水、川を流れる水は雨が地下水として森に蓄えられることで少しずつ湧きだして私たちの元にやってきています。
私たちの生活に欠かせない、飲料水・田んぼや畑の水となります。
水は人の活動には欠かせません。つまり、すべての産業は健全な森があることで持続可能だと言えます。
地球は海水98%、淡水2%、私たち陸上生物が利用できる水は地球全体の水の0.01%だと言われています。